こんにちは、たけぞーです。
わぁ、この”たけぞー”ってハンドルネーム、懐かしすぎて、
逆に新しい感覚。(笑)
私を”たけぞー”って呼んでくださる方に出会うと”あぁ、古くからぶどうの小枝を知っていて下さっているんだなぁ”と、
嬉しくなります。
約5年半振りのブログ投稿。
パスワード、PCが覚えてくれてた。良かった。(笑)
月一ペースくらいで、SNSではお伝えきれない事を、だらだらと書いていこうかなぁと。
で、今回は表題の通り, ぶどうの小枝らしくないテーマでと。(笑)
あ、農産物の育成方法の違いで”オーガニック”とか”有機栽培”とか”無農薬栽培”とか”ボタニカル”とか、
色んな言葉がありますが、今記事中では全てひっくるめて”オーガニック”という言葉で表現したいと思います。
”それは違うよ!”ってご意見があるかとは思いますが、何卒ご了承くださいませ。
ぶどうの小枝では、洋菓子とパンを製造販売しています。
今回は、洋菓子の素材をメインに話を進めたいと思うのですが、
もともと、お菓子にはオーガニック素材は使用していませんでした。
パンには使用していましたけどね。
で、
お菓子とパンと、共通の素材を比べると、オーガニックの素材の方が”美味しい”と思える素材があって。
で、
”おっ!”となって。
それが、お菓子にオーガニック素材を使うようになった理由。
パンに関しては”毎日食べてもらいたい”思いがあって、少しでも身体に負荷がかからないようにと、素材選びをしていました。
でも、お菓子に関しては”ご褒美的に食べていただきたい”思いで提供していたので、
”オーガニック”にこだわるのでは無く、美味しいと思う素材を使っていました。
いや、今もその思いで素材を選び、使用しています。
というのも、
お菓子は、どうあがいても、身体には少なからず負担がかかる食べ物。
だから、毎日食べる事をためらう。
まぁ、たけぞーは毎日食べてますけどね。(笑)
ではなぜ、身体に負担がかかると分かっていて、お菓子を提供するのか?
それは”こころが満たされる”ため。
美味しいお菓子を食べていただいて”あぁ、美味しかった。しあわせ!”と、思っていただきたいから。
こころと身体は一体だと思っています。
”これは身体に良いんだよ!”と言われて、美味しくないお菓子を食べるより、
少し身体に負荷がかかっても、こころから”美味しい”と思えた方が”健やか”になるのではないかと、
私は考えています。
もちろん、美味しい素材がオーガニックだったら良いのかもしれませんが、
全てのオーガニック素材が”美味しい”というわけでも無く・・・。
例えばアーモンドプードル(アーモンド粉)。
ぶどうの小枝では、オーガニックではないアーモンドプードルを使用しています。
価格はそんなに変わらず。
でも、オーガニックではない方が美味しいと思えるのです。
違いは”産地”と”品種”。
今、お店で使用しているのはスペイン産。
”マルコナ種”という、油分をたくさん含んだ品種をブレンドしたものを使っています。
で、
オーガニックの物は、アメリカ産。
品種も、”カリフォルニアアーモンド”として流通している長粒のもの。
食べ比べると、味の差は歴然。
オーガニックが比較対象になると、
オーガニック=安全
非オーガニック=身体に良くない
と、大袈裟にいうと、そういった比べ方になってしまいがちになてってしまいますが、
現代、全くそんな事は無くて。
国際基準で検査されている素材ですし、
仮に、残留農薬が”0”でなくても、それこそ”毎日食べるもの”ではないのですから、
体内で除去できると思うのです。
それよりも、お菓子には”美味しい”と思える味が必要だと思うのです。
なので、最近は、お店でお客様に”これはオーガニック素材で”っていう説明はしないようにしています。
それは、接客していてオーガニックより美味しさをお求めになるお客様が多いと感じるから。
オーガニック素材を使うのは作り手の勝手。
それを”売り”にするのは、”本質”とちょっと違うと感じるからです。
あ、
もちろん、素材を気にされるお客様には、手の中の全てをお教えしていますよ。
たけぞーとしては、
ただただ、ぶどうの小枝のお菓子を食べて”あぁ、美味しかった”と言っていただけたら、それで満足なのです。
その素材選びは、たけぞーの”最愛の人たち”に食べてもらいたい素材をセレクトしています。