
こんにちは、たけぞーです。
焼き菓子を作る時、多くの場合に"焼き型"を使って焼成します。
写真のマドレーヌもそう。
この"焼き型"、素材や形によって味に大きな影響をもたらします。
素材は、ブリキやアルミ。ステンレスにテフロン加工されたもの。紙の型もありますね。
最近ではシリコン樹脂の型が人気のようです。
ぶどうの小枝でも、アルミは使っていませんが、それ以外の素材の型は使っています。
それぞれの用途で使い分けると、より美味しく焼き上がります。
写真のマドレーヌはブリキの型。
以前はテフロン加工のものを使用していましたが、
熱のまわり方や焼き色の付き方などの理由で、今はブリキの型を使っています。
また、型の形も重要です。
"フィナンシェ"という、焦がしバターとアーモンドの香りが特徴の焼き菓子があるのですが、
通常は深さ1cmほどの型で焼くのですが、
試作で、深さ3cmくらいのミニパウンドって感じで焼いたら・・・。
くどくて、全く美味しくありませんでした。
同じ生地なんですけどね。
生地・型・素材、焼成温度や時間など、
焼き菓子は追求していくと、とても面白いジャンルなのです。
見た目は全部茶色いんですけどね。(笑)